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【塗装工事】現場施工についての注意点と塗料の種類と適応素地

塗装工事の現場施工についての注意点と
塗料の種類と適応素地について解説します。

 

塗装工事において工事にあたって施工の基準に沿って工事が行われることで品質を確保して一定の施工管理をすることができます。

塗装工事の現場施工の注意点と塗料の種類と塗料と素材との相性について解説します。

 

目次
1.材料の取り扱い
2.塗装に好ましくない環境について
3.下地処理
4.塗装の種類と適用素地

  

材料の取り扱い

塗装材料は開封しないままで現場に搬入します。

上塗り用の塗料は原則として製造所において指定された色およびつやに調整されたものとします。

ただし、使用量が少ない場合は工事管理者の承認により同一製造所の同種塗料に限って工事現場で調色することができます。

施工時の条件に適した粘度より若干高い粘度の製品になっている場合は工事現場において所定のシンナーなどを用いて適正な希釈割合の範囲内で塗装に適した状態に粘土を調整することができます。

2液型エポキシ樹脂エナメルの主剤、硬化剤およびシンナーは同一塗料製造所の製品を使用します。

塗装に好ましくない環境について

気温が5度以下の場合

湿度が85%以上の場合

強い風が吹いている場合

降雨の恐れがある場合

コンクリート下地モルタル下地の場合は表面含水率は10%以下とします。

下地処理

塗装前に下地調整でパテ塗りを行います。

パテは塗装や壁紙貼りなどの下地のでこぼこの補修のために用いる材料です。

塗装の種類と適用素地

塗装の種類/素地の種類木部鉄部亜鉛メッキ面モルタル・コンクリート
合成樹脂調合ペイント×
フタル酸樹脂エナメル×
ワニス×××
クリアラッカー×××
ラッカーエナメル×
酸化ビニル樹脂エナメル
合成樹脂エマルジョンペイント×××
多彩模様塗料

合成樹脂調合ペイント塗

鉄面に塗装する際、下塗り塗料には錆止めペイント中塗り上塗り塗料には合成樹脂調合ペイントを用います。

合成樹脂エマルションペイント塗り

1種は外部用、2種は内部用にとして用いられます。

フタル酸樹脂エナメル塗り

平滑性美装性に優れています。

多彩模様塗料塗り

上塗りは吹付ガンを用いて1回塗りで行います。

上塗りは異なる色の塗料を同時に吹き付けるがその塗料同士が混じり合わず色々な色が斑目状に着いた仕上げが得られます。

上塗り塗料はシンナーなどで薄めてはいけません。

複層材

塗膜が強靭で接着強度も強いので ALC パネルなど強度の低い材料に使用すると付着破壊を起こします。

つや有り合成樹脂エマルションペイント塗り

金属製素地面塗装

建築物内部の構成又は亜鉛メッキ鋼製建具や設備機器などに用いられます。

セメント系素地及び石膏ボード素地面塗装

一般建築物の内外壁面や天井などのつやありを必要とする部位に用いられます。

木部の塗装

木部の塗装はステインを着色しはニスで仕上げルのが一般的です。

塗装時の含水率は18%以下にします。

素地調整の段階で脂が出た場合セラックニスで節止めをします。

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