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DIYに使われる板材!ベニヤ・構造用合板・コンパネについて

DIYに使われる板材!
ベニヤ・構造用合板・コンパネについて

 

ホームセンターで売っている合板についてそもそもどのような用途でどのような特性があるのか解説します。

DIYにおいて特性を理解して購入することをおすすめします。

 

目次
1.ベニヤ板
2.合板(ベニヤ合板)
3.コンパネ
4.塗装コンパネ
5.構造用合板
6.接着剤の種類と強度を表す日本農林規格

  

ベニヤ板

ベニヤ板は単層(つまり一枚)の板のことを指します。

木の丸太を大根のかつら剥きのように剥いて作った薄い板で厚みは0.6~3mm程度のものです。

多くの場合、素材としてラワン材が使われています。

  

合板(ベニヤ合板)

ベニヤ板を繊維方向が交互になるように重ね、圧着した合板のことです。

強度があり、加工しやすく、価格も手ごろなことから多くの用途に使用されています。

サイズは910×1820mm、厚さは様々ありますが9mm・12mmが多いです。

 

コンパネ

 

コンパネも合板の一種で工事現場でコンクリートを流し込むときの型枠として使用されるパネルでなのでコンクリートパネルと呼びます。

サイズが900×1800mm、厚みは12mmが多いです。

本来は工事のコンクリートの型枠として使用する目的なので見た目はよくないですが値段が安く、耐水性にも優れて強度も高いためDIYで利用しやすいです。

  

塗装コンパネ

 

コンパネも合板の一種で工事現場でコンクリートを流し込むときの型枠として使用されるパネルでなのでコンクリートパネルと呼びます。

サイズが900×1800mm、厚みは12mmが多いです。

型枠工事で一般的に使用されてる表面が黄色塗装されたコンパネは、何度も使えるように頑丈で、表面は水分を弾くことでコンクリートの仕上がりを良くするように作られています。

構造用合板

構造用合板も複数の薄い板を接着剤で圧着したもので建築に使用される合板で壁下地・床下地・屋根下地などに使用されます。

日本農林規格 (JAS)によって強度等級や品質、シックハウス症候群に影響のあるホルムアルデヒドの放散量などが明確に定められています。

ツーバイフォー工法では耐力壁に構造用合板を使用するメーカーがあります。

接着剤の種類と強度を表す日本農林規格

 

種類は【特類・1類・2類・3類】があります。

特類:フェノール樹脂接着剤が使用されており、一番耐水性が高い

1類:メラミン樹脂接着剤が使用されており、特類よりは劣るが湿気に強い。

2類:ユリア樹脂接着剤が使用されており、耐水性はあまり高くない。

3類:現在、ほとんど使用されていない。

F☆

接着材のホルムアルデヒドの放散量を表します。

ホルムアルデヒドはシックハウスなどの原因となる物質です。☆が多くなるほど放散量が少なくなります。

等級

基本的に板面の品質と強度になります。

1級の構造用合板は主としてラワン合板です。2級の多くの構造用合板は針葉樹合板です。

1級:高度な構造的利用に適したもの

2級:壁や床、屋根の下地板などに適している

アルファベット2 文字(A~ D)の記号によって、表板・裏板の板面の品質を表しています。

Aのほうが表面がきれいでDになるにつれて品質が落ちます

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