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【集成材について解説】ホームセンター売られDIYで使われる木材

ホームセンター売られDIYで使われる木材!
集成材について解説

 

ホームセンターによく売られている集成材について集成材と無垢材の違い集成材のメリット・デメリット集成材の種類について解説します。

 

目次
1.集成材と無垢材について解説
2.集成材のメリット・デメリット
3.集成材は用途によって構造用と造作用の2種類に分けられます。

  

集成材と無垢材について解説

建物や内装、家具などに使う木材には「集成材」と「無垢材」という2つの種類があります。

集成材

 

集成材は、小さな木材を木目方向に平行ならべて接着剤で貼り合わせて作られたものです。

反りなどが少ないため加工しやすく、安価で安定しています。

建物の構造体や家具など幅広く使われます。

 

無垢材

  

無垢材は、丸太から使うサイズに切り出した木材で木の自然な木目や色ムラ、香りなどを楽しむことができます。
 
経年とともに色の深みや艶を増していくのも特徴の一つです。

  

集成材のメリット・デメリット

   

メリット

・厚さやサイズもさまざまなものがあり安い価格で購入できます。

・加工品なので強度や色味などの品質にばらつきが少ないです。

・乾燥されているので腐りにくく高い耐久性をもちます。

・加工の段階で所定の含水率まできちんと乾燥させため変化が生じにくいです。

デメリット

 

・集成材に使われている接着剤の耐久性が不明確である

 

集成材は用途によって構造用と造作用の2種類に分けられます。

  

構造用集成材

 

建物の柱や梁、桁などの耐力部材として使われる集成材です。

材料強度が定められており、JAS規格で断面の大きさによって3区分に分けられています。

 

構造用集成材のJAS規格の分類

 

大断面集成材
短辺15cm以上、断面積が300c㎡以上

中断面集成材
短辺7.5cm以上、長辺15cm以上で大断面集成材以外

小断面集成材
短辺7.5cm未満または長辺15cm未満

 

造作用集成材

壁、床、階段などの内装や、テーブルの天板などの家具の作成といった、非耐力部材に使われる集成材です。

ホームセンターで販売されているほとんどが造作用集成材です。

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