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【ALC(へーベル)】断熱性・耐火性の高い外壁材をわかりやすく解説

断熱性の高いALC(へーベル)!

4つのメリットと2つのデメリット

 

ALCは(Autoclaved Lightweight aerated Concrete)の頭文字をとった名称で高温高圧蒸気養生した軽量気泡コンクリートのことです。

ALCの主成分は珪石、セメント、生石灰などが主原料になり、ALC内部に気泡を含んでいるのが特徴です。

建設業界の中には旭化成建材のALCの商品名であるへーベルと呼ぶ人もいます。

ALCについてメリットデメリットを解説します。

 

目次
1.メリット
2.デメリット

  

メリット

コンクリートより軽い

コンクリートの特徴を持ちながら内部に気泡があるALCは、コンクリートより軽量で4分の1程度の重さなので施工が容易になります。

断熱性が高い

ALC内部の空気の層が断熱性を高めるので熱伝導率はコンクリートの約10分の1となり夏は涼しく、冬は温かい室内にすることができます。

耐火性・防火性が高い

炎や熱に強く燃えにくいので火事の際に、隣家からの延焼を防ぐ効果があります。

有害物質が発生しないので火災の避難に有利です。

遮音性が高い

内部の気泡が音を吸収するため騒音の消音効果やプライバシーの確保に有効です。

デメリット

防水性が低い

内部に気泡があることにより、水が浸透してしまう弱点があるので防水性の高い塗料を塗る必要があり、定期的なメンテナンスが必要です。

ALCパネルはサイズが小さく設計されているのでつなぎ目が多くなります。

つなぎ目で施工するコーキングの劣化による雨漏りリスクが高くなるので定期的なメンテナンスが必要です。

費用が高い

外壁材としての機能が高く耐久性もあるALCパネルは、他の外壁材と比べると価格が高くメンテナンスの費用もかかります。

引用:旭化成建材株式会社公式ホームページ

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